会社の先輩が「中小企業診断士」の試験を受けました。聞いたことのある資格でしたが、興味が湧いたので、改めて調べてみることにしました。
経営に関して評価が高いとされる資格は、MBA(経営学修士)や中小企業診断士が有名ですね。
自分自身のために、ざっくりとまとめてみました。
ちなみに参考にした書籍はこちら。
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電子書籍定額サービス「Kindle Unlimited」でも読むことができます。ありがたや!余談ですが、このサービスはこのように専門書が気軽に、定額で読めるので重宝しております。
3年前の本ですが、わかりやすくまとまっていて、「中小企業診断士が何たるか」がよく理解できました。
ちなみにkindleでハイライトができない固定レイアウトなのでタブレットで読むのがオススメです。
中小企業診断士ってどんな資格?
中小企業診断士は、経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。企業内でのキャリアアップはもちろん、転職や独立の武器になる人気も評価も高い資格です。
診断士の中には、独立起業している人もいれば、サラリーマンの中小企業診断士もいるそうです。
具体的にいうと、中小企業支援法第11条に基づいた国家資格で、登録すると、官報に名前が載るそうです。主に経営者に寄り添って、的確なアドバイスをしていく仕事ですね。
診断士の仕事に定年はないので、定年退職後に第二の人生を謳歌している診断士もいるそうですよ。確かに先行き不安なこの時代、定年後にも仕事ができるのは魅力的ですね。
全体の約40%が独立診断士、民間企業で働く診断士は33%くらいいるそうです。
どうやったら中小企業診断士になれるの?
大きく分けて2つの方法があるようですね。
(1)1次試験→2次試験→口述試験→15日の実務経験
(2) 1次試験→養成課程・登録養成課程
毎年8月に行われる1次試験、毎年10月に行われる1次試験ともに合格率は20%となかなか厳しい試験ですね。
・経済学・経済政策
・財務・会計
・企業経営理論
・運営管理
・経営法務
・経営情報システム
・中小企業経営・中書企業政策
科目を読んだだけで、少しめまいがするのは僕だけでしょうか。でも1つくらい興味がある科目があるのでは?僕は企業情報システムには、興味がありますね。
一次試験は2日まるまるかけて行われるそうで、これを突破すると、最大の難関、筆記の2時試験が待っているそうです。
経営コンサルティングをするのだから、全社的な視点から診断・助言できる能力が求められるので、あたり前の試練が待ち受けているわけです。
さいごに
ざっくりとですが、概要はつかめました。
この難関を突破した中小企業診断士の皆さん、尊敬しますね。まわりに中小企業診断士の方がいないので、ぜひお話をきいてみたいものです。
この本には中小企業診断士とは何か、勉強法や科目別攻略法がコンパクトにまとまっています。ざっくり概要を知りたかった僕にはよかったです。流し読みで40分くらいで読破できました。
試験プロセスや、合格率を考えると高いハードルではありますが、将来も考えると勉強しておいたほうがよさそうな資格であります。
もう少し関連書籍を読んで興味を深めたいと思います。
では!
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