どうも、Totty です。
3月も終わり。月末に課員全員で飲みに行くのが定番。普段は勤務地がバラバラなので、月末くらいはというのが定例になっている。
後輩が飲み屋が取れないとか騒いでる。今日は予約しておくべき雰囲気だったけど指示するのを忘れてた。
おいおい、そりゃ取れないだろうよ。よく考えごらんよ、年度締めの、送迎会の真っ只中の3月の月末よ。とはいえ気が回せなかったのは事実だし、後輩を責めても始まらない。中堅の私の役割は予約できた店に課員を押し込むだけ。
結局空いてたのは私より先輩の馴染みの店。何度も行ったことがあるけど、マスターの人柄はピカイチ。料理もうまい。ただ月末の打ち上げで課員大勢で行くような店じゃない。なにせ店内が狭いし、従業員も少ないので店が回らないのだ。
課員によって要望ははたくさんある。ゆったりできる場所を求める人もいれば、安さを求める人、エクストラコールドを飲みたい人など。最大公約数を求めてるといつまで経っても店が決まらない。
ま、結局飲み始めちゃえば大抵の文句は消える。これは私の経験値だ。いかにして、飲み屋に押し込むかが決め手。初めの30分が勝負。飲み物と食べ物のオーダーをコントロールして、アイドルタイムの隙を与えない。これだけで飲み会はほぼ成功だ。まだ課員の若手にはできない芸当。
後輩の助けもありコントールは順調。ほぼ不満もなく進んでいったが後輩の一言が先輩の逆鱗に触れる。まぁ、まぁ、となだめるがちょっと収まりそうにないな。しかたなし、その先輩が行く前に行ってた「エクストラコールド」を出す店をiPhoneでサクッと探して、2次会の提案。
ひと仕事、いやふた仕事終えてのエクストラコールドはうまかった。さすが氷点下-2.0℃、氷点下のスーパドライ。五感のすべてで味わう、かつてない「辛口」体験がキャッチフレーズ。「聴覚」は使ってない気がするのは気のせいか。
そんな先輩を駅の改札に押し込んで、最寄りの駅に着く。駅前の日高屋に押し込まれる私。

エクストラコールドではない緑茶ハイと冷奴だけが優しく迎えてくれる。同じように1人で飲むリーマンたちも声こそ掛け合わないし、乾杯もしないけどそれぞれが言いたいことを押し殺しているけど分かり合える仲間。
ようやく家路につく。上司がこの気苦労理解してくれてるかなんて気にはしない。みんなが気持ちよく飲めればそれでいいのだ。
だって上司は1次会の途中で帰ってるんだから。
では!